カンボジアに行ってきました。

カンボジアに行ってきました。

カンボジア。
最近でこそ観光地として発展してきましたが、少し前まで内戦があり、未だその傷跡が町のあちこちで見られます。



カンボジアは、タイ、ベトナム、ラオスと隣接しており、大河メコンと東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖の自然の恵みに支えられています。
アンコール・ワットをはじめとした、かつてインドシナ半島を支配したアンコール王朝の栄華をしのばせる数々の貴重な遺跡群は世界遺産としても知られています。
1953年、カンボジアはフランス統治の時代を経て独立したものの、隣国で行われていたベトナム戦争やクーデターなどに見舞われ、なかなか国内の情勢は整いませんでした。さらに1975年にはポル・ポト政権が成立し、内戦が激化。その後、国連が紛争の解決に乗り出し、1993年に新生カンボジア王国が誕生して現在に至っています。治安や経済など復興へと着実に歩みを進めています。

…と、カンボジア政府観光局をコピペして説明させていただきました(･ω･)
知識としてのカンボジアよりも、私達の思う『カンボジア』は「治安の悪い国」「発展途上の国」というイメージがあるかもしれません。
たとえば学校に通う子供は全体の3〜4割。年金の制度はない。バイクに乗るのに免許やナンバープレートは入らない　など。
色々と不安な部分もありました。。んが、実際に足を運んで見た感想は、全然危なくなんかないんですよ。
（ガスや電気の普及・一般的な家庭の生活水準は決して高いとは言えませんが・・）
もちろん観光者として、海外に滞在する者として、手荷物やお金の管理・行動はきちんと節制しないといけない部分はありますが、基本的に向こうの方は皆とても親切です。
通りすがりの私達に挨拶をしてくれたり、笑顔をくれたりと、土地に息づく優しさの溢れる国でした。

季節はは常夏。私が行った6月は雨期の始めなので基本的に曇りです。（運良く晴れ間を拝めました。この季節は本当に稀だそうです）
日向は刺すような暴力的な（笑）暑さですが、湿気は少なく日陰などは逆に涼しいくらい。
スコールはこの時期、毎夕小一時間ほど降るそうです。

そこかしこに野良牛がいましたが、これは本当に野良なのかは不明。見た目は野良っぽい。




広大な土地の中、集落があります。85％が農家だそうです。藁葺きのおうちに住むのがポピュラーなのかな？
観光者向けにお店を出している事が多いです。果物もジュースもその場でもらえますが、基本常温(-ω-*)

水辺（トンレサップ湖）周辺に住まれる方は、ほぼ高床式のお宅を構えています。そうしてでも水辺に住む理由は、漁の勝手の良さとかなのかな。
雨期になると当然移動手段は船ｗ




見どころは勿論「アンコール・ワット」「アンコール・トム」「タ・プローム」「バンテアイスレイ」カンボジアの4大名所ですね。
クメール王朝時代の寺院の遺跡群です。

o(*>∀<)o世界遺産！世界遺産！o(>∀<*)o
他にツアーで巡ったアジア最大の湖、「トンレサップ湖」をご紹介。

「アンコール・ワットの夕焼け」
・・・は、曇天につき納めることができませんでした。
アンコールワットは12世紀にヒンズー教の寺院として30年ほど掛けて建てられた寺院。

「アンコール・ワットの朝焼け」
運良く晴れたこの日。テンション上がる上がる。

「アンコール・トム」
こちらも12世紀に建てられた寺院。


「タ・プローム」
こちらは12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡。
遺跡を浸食する木々、ガジュマル。
このまま放っておけば木々が貴重な建造物を破壊してしまうかもしれない。それとも今や、この植物が建物を支えているのかもしれない。

「バンテアイスレイ」
「女の砦」を意味し、砂岩で作られた寺院。
規模こそほかの遺跡に比べたら小さいけれど、精巧な彫刻が全面に施された、美しい寺院。
中でもデヴァターの彫刻は［東洋のモナリザ］とも呼ばれている。

「トンレサップ湖」
雨期になると琵琶湖の3倍にもなるこの湖（私が行った時期は雨期のはじまり）目に見える範囲全てが広大な緑＆湖なんですが、
雨期になるとこれが全て湖に変わるそうです。魚たちは、水没した木に卵を産み付けるそうです。日本じゃ信じられませんね！
ここは現地の方にとっては命の湖。生活の糧・売り物・お風呂・トイレ・・何でもござれ！



日本では感じる事のできない遙かな大地・空。
写真でみるよりもっと、肌で感じたい場所です。

「どこまでも続く大地」
水平線は見たことがありますが、ここで見るのは地平線。見渡す限り「山」というものが存在しません。

「広大な樹海」
樹海、というものを初めて見ました。360°見渡す限りまさに緑の海。こんな中に遺跡がぽつんぽつんとあり、観光者向けに道を切り開いたので、
緑はかなり減ったそうです。観光客で国が栄える半面、複雑な部分もありますね。

「遠くまで続く空」
これまた不思議な空。空の奥行き（高さじゃないよｗ）を初めて見ました。日本だと山や建物に邪魔されちゃいますからね。

「地平線に落ちる太陽」
しつこいですが（笑）山やビルに落ちるのではない、大地に落ちる夕日を見たのもこれが初めて。幻想的です。

「アース・カラー」
赤い土、舞い上がる砂、一面の緑…きっとこれが大地の色。



リゾート地としてどんどん発展していってます。シェムリアップだけでも、リゾートホテルは70件以上・ゲストハウスを含めると200を超えるそうです。
すごく小さな町なのに、宿泊施設がこれだけ揃うのもすごいなぁ・・。
私が泊まったのは「アンコールセンチュリー」。折角だからしっかりリゾートホテルを満喫しようよ、と選びました。
日本語スタッフさんも駐在しており、何より中庭にプールが付いているのが、ｲｲ d(･ω･*)ﾈｯ♪
思いの他、日本人旅行客さんに会う事もなく、異国情緒あふれる時間を過ごす事ができました。

「ホテルエントランス」

「ホテルプール」



カンボジアの料理はクメール料理。ビールは飲まなかったけれど主にアンコールビールがあります。
雰囲気は中華にも似てるし、タイ料理にも似てるかな？炒め物・スープが多く、香草をたっぷり使ったものが多いので、パクチーが苦手な人にはちと辛いかも。。
ほぼツアーの食事だったので、結局味わう事はできませんでしたが、町中に数多ある屋台ごはんもあります。（名物？）
屋台ごはんは現地の方が朝食に食べているお店。一度くらい食べてみたかった・・・。

初日ごはん
・朝食　関空のスタバで。生野菜とラップが大好きｗ
・昼食　機内食。シーフードとビーフが選べました。アップルパイは意外なおいしさ。
・夕食　クメール中華。海藻のスープが有名。ちと味濃かったかな？空心菜も出ました。大好きｗ
・夜食　マンゴスチン＆龍眼。ホテルに向かう途中で購入した果物。総計3キロ。

2日目ごはん
・朝食　ホテルバイキング。初日は色んなものを食べたくなっちゃいますねｗ
・昼食　カンボジア料理。フレッシュジュース。
・間食　アイス・カンボジアシェイク。こちらのシェイクは果汁たっぷり。美味しすぎ。
・夕食　ビュッフェ。たっぷり食べました・・。
・夜食　マンゴスチン。毎日食べます。じゃがりこ（持参）

3日目ごはん
・朝食　ホテルバイキング。前日に美味しかったものと、まだ食べてないものを・・。
・昼食　タイ料理。タイ料理大好きな私にはたまりません。フレッシュジュース。
・夕食　カンボジア料理。フレッシュジュース。ココナツカレーはカレーと言うよりシチューかな？
・夜食　夜はもちろんマンゴスチン。じゃがりこ・堅ポテト（持参）

4日目ごはん
・朝食　ホテルバイキング。かなり好物だけに絞られました。フルーツはお約束。
・間食　バナナチョコレートミルクシェイク。この国初のチョコレートｗ
・昼食　サンドイッチ・フィッシュ＆チップス。プールサイドで優雅にｗ
・間食　最後の悪あがきにマンゴスチン。無事完食。
・夕食　機内食サンドイッチ。眠気に襲われ、晩ご飯ろくに食べなかった；；
・間食　チョコレート。久しぶりのチョコレートは染みる。

5日目ごはん
・朝食　機内食。スパイシー。めちゃめちゃ美味しかった。
以降自宅食。


基本的に出されたものは取り敢えず口にします。相方の味見役（笑）
どの料理も、タイごはんをお皿に盛られ、そのお皿におかずを入れて食べる感じ。どれもごはんによく合う味付けでした。
余談ですが、海外のスイーツは未だ慣れません・・。スイーツ食べるくらいなら、果物を食べあさるほうがいいし、現地の方もそうなんだとおもいます。
比較的お菓子の量が少なかった。・・・あ、だからこっちの人は皆スリムなのかなｗ
生水はもちろん×です。
どこのレストランもお水やお茶が日本のように出てきませんので、基本水は買いです。・・そういえば氷の入った飲み物も出なかったなぁ。
つめた〜〜〜〜い飲み物には、ホテルのフレッシュジュースでしか出会えませんでした（苦笑）



何やってんだろう…(｡-ω-)ﾈｰ


連れて行った子達。